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車はモデルチェンジ前に売却するのが高額買取りのコツ
中古車買取相場は需要と供給によって買取価格の変動が起こります。需要に対して供給が少なければ高額に、逆に需要に対して供給が過多になると買取価格は下落します。
買取価格は「モデルチェンジ」後に大きく下落します
買取価格の低下が一番激しくなるのは、その車種の「モデルチェンジ」の時です。
モデルチェンジには「フルモデルチェンジ(全面改良)」と「マイナーモデルチェンジ(一部改良)」の二種類があり、「マイ ナーモデルチェンジ」は車の一部分の仕様変更のみですが、「フルモデルチェンジ」の場合は、その車種のインテリア(内装)やエクステリア(外装)が大幅に一新され、より魅力的な車種として謳われ販売されます。フルモデルチェンジは、概ね新車発表時から4年から6年の間で繰り返されます。
そのため、旧型車に乗るオーナーからの買い替え需要が一気に増え、新型車に人気が集まります。新型車購入時に旧モデルが下取りに出され、旧モデルの車が市場に出回りやすくなるために、在庫が多く存在するようになります。なので、フルモデルチェンジ後は総じて買取査定額が低くなる傾向にあるのです。
そもそもモデルチェンジというものは、自動車メーカーが消費者の乗る車を人為的に流行から遅れさせ、新しい車への購買意欲をかき立てるという目的で行われているため、旧車の価値が下がるのは当然といえます。
スポーツタイプの車種や一部の外車など特定のファンのついたマニア向けの車種では、ごく稀に新型モデルの人気が思うように上がらず、旧モデルの価値が高騰する場合もあるのですが、一般乗用車ではほとんどの場合、モデルチェンジ前の車種は人気が落ちてしまいます。
売りたい車のモデルチェンジの時期はしっかりと把握しておく
なので、新車を購入予定の方や中古車の売却を検討中の方は、今乗っている車種の車がいつの時期にモデルチェンジをするかをマイカー雑誌などで把握しておき、モデルチェンジ前に売却してしまうという事が、少しでも車を高く売るためには重要となってきます。