車買取り時の車検は長く残っていたほうがよいのか？

更新日：2023年10月5日

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車買取り時の車検の残り期間について

買取査定を受ける際に、車検が残っていたほうがよいかどうか気になる方も多いようです。結論から言いますと「車検の残期間が長い方がいいが、わざわざ車検を通す必要はない」です。査定額に影響は出るが、大きくは変わらないという事です。

車検を通すには10万円前後の費用がかかります。車検があと2年残っているからといって、元の査定額より10万円以上も買取り金額がアップすることはまずありません。まず確実に損をすると思っておいた方がよいでしょう。

車検の費用が10万円といっても、実際かかる法定費用は平均で約6万円前後（一般的な乗用車の場合）ですので、業者も自分で車検を通した方が安くあがるため、査定額にプラスするメリットがありません。

車検切れの車は「公道を走れない」だけであって、保管や展示をしておく分には問題がありません。車が売れた際に、その車の購入者に対して受け直した車検代を請求すればよいだけですし、「車検タップリ」と謳って販売したければ、自社工場で安く済ませばいいだけの話なのです。

それよりも車の整備状態の方が、実際に車を売却する際に影響がありますので、買取業者は車検の有無よりも、車の走行距離や車内外の状態を重視します。なので、日頃のメンテナンスをしっかりしておく方が大事なのです。

それと、車検が切れる時期を見計らって新しい車への買い替えを検討する方が多いと思いますが、あまりギリギリになると買取り業者に足元を見られて買いたたかれる可能性もありますので、3ヶ月ほどの余裕をもって売却の検討をするほうが無難です。

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