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車を売るときには、ETC車載器はそのままにして売るべきなのか、それとも取り外しておくべきなのかという問題ですが、
結論としては、「どちらでもOKで査定額にも影響はない」ということになります。
ETC車載器がついているからといって査定額が高くなることもありませんし、逆に取り外したからといって査定額が低くなることもありません。
新しく購入する車にETCが搭載されているのであれば、そのまま車を売却しても何ら問題もありません。
ETCにセットアップした個人情報はどうなる?
ETCのセットアップ時には、車検証や免許証の提示が必要になるため、ETCには住所や氏名などの個人情報が記憶されていると思っている方も多いと思います。
しかし、ETCに記憶されているのは、その車の登録区分(普通車なのか軽自動車なのか?)という情報とナンバーの情報などその車に関する情報のみです。
通常、車の売却時にはこの情報を再セットアップして新しい情報へと書き換えが行われるため、ETCを付けたまま車を売却したとしても何の問題もないのです。
ETCが付いたまま車を売る際に必要な手続きは?
上記のように車を売却するとETCの情報は再セットアップされますので、特に手続きも必要ありませんし、必要な書類などもありません。
ただし、車を売却するために必要な書類は用意をする必要があります。
普通自動車売却時に必要な書類
- 自動車車検証
- 印鑑登録証明書
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- 振込口座情報
- リサイクル券(預託済みの場合)
普通自動車売却時に必要な書類
- 自動車車検証
- 印鑑(認印でもOK)
- 自賠責保険証明書
- 軽自動車税納税証明書
- 振込口座情報
- リサイクル券(預託済みの場合)
関連:車買取の際の必要書類
ETCマイレージは引き継ぐことができる?
車を買い替えた際のETCマイレージの引継ぎについてですが、ETCを新しくした場合でも、ETCを売却時に取り外し、新しい車に再セットアップした場合でもETCマイレージの引継ぎは可能です。
以下、ETCマイレージサービスFAQページより引用
車両を買い替えて、ETC車載器を元の車から載せ替えた場合にはどのような手続きが必要ですか。
ETC車載器を異なる車両に載せ替えた場合は、再セットアップを行っていただく必要があります。(再セットアップについては、カー用品店やカーディーラーなどのセットアップ店にお問い合わせください。)
そのうえで、ETCマイレージサービスの登録情報(車両番号)変更のお手続きをお願いいたします。
車両の買い替えと同時に、新しい車に新しいETC車載器をつけた場合にはどのような手続きが必要ですか。
ETCマイレージサービスの登録情報(車両番号および車載器管理番号)変更のお手続きをお願いいたします。
なお、登録情報の変更をお忘れになりますと、登録抹消となる場合もありますのでご注意ください(※登録抹消となった場合、保有されていたポイント及び還元額は消滅します)。
いずれの場合でも、ETCマイレージサービスの登録情報(車両番号および車載器管理番号)の変更手続きが必要になりますので注意してください。
ETC取付け・再セットアップの料金
ETCの取付け・再セットアップの料金ですが、イエローハットやオートバックスなどの大手カー用品店であれば、ETC取付け工賃が4,000円ほど、再セットアップ料金は6,000~7,000円が目安となります。
取付け・再セットアップにかかる時間は、1時間から1時間半程度かかります。
なお、ETCの再セットアップは、セットアップ店の技術や信頼性を厳しく審査する登録制となっています。登録されていないお店や個人ではETCの再セットアップはできません。
ETCの再セットアップを依頼する際は、事前にお店に連絡して確認しておきましょう。